【コラム】遺言を書く文化

かつては、日本人は遺言を書かない傾向があると言われました。
戦前の民法では長子相続でしたし、戦後も長らく、意識としては、「長男が家を継ぐ」という考え方が残っていたため、あまり争いが起きなかったためだと思われます。

しかし、今は、兄弟姉妹間の平等意識が高まり、それぞれが権利を主張するケースが増えてきたため、遺言がないと揉めるケースも増えてきたようです。

そういった情勢がよく知られるようになってきたためか、最近は遺言を書かれる方が増えてきています。
例えば、「日本公証人連合会」のサイトによると、平成17年に公正証書遺言を作成した方は約7万人だったのに対し、平成26年には、約10万4000人に増えています。しかも、この間、平成23年に少しだけ減ったほかは、一貫して増え続けています。

そういう意味では、遺言を書く文化が日本にも定着してきた、といえるでしょう。

法律相談のご予約

042-512-8774

電話受付時間平日10:00~19:30/日10:00~19:00

メールは24時間受付

何度でも相談無料のテーマ

  • 債務整理・過払い金
  • 交通事故

初回1時間相談無料のテーマ

  • 相続・遺言
  • 大家さん向け相談
  • 立退料請求
  • 労働問題

初回30分相談無料のテーマ

  • 債権回収

上記6テーマ以外は、原則として
30分5000円と消費税の
相談料が発生します。
ただ、そのまま案件をご依頼の場合は当日の相談料は無料となります。

所長・弁護士山中 靖広

ページトップへ