相続放棄のメリット
(相続放棄とは)
相続放棄とは、被相続人の財産の積極財産と消極財産の両方を放棄することを指します。そのため、相続放棄を行うことで、被相続人の借金を返済せずに済むというメリットがあります。
(相続放棄のメリット)
① 借金を返済する義務がなくなる
被相続人に借金があった場合、法定相続分に基づいて、相続人は、債務返済義務を引きつぐこととなります。しかし、相続放棄を行うことによって、一切の相続を放棄されているのですから、借金の返済をする義務も同様になくなります。
② 相続財産に関して、争いに巻き込まれずに済む
相続人同士での相続財産の遺産分割協議へ参加しなくてもよくなるため、争いに巻き込まれずに済みます。