即時抗告
即時抗告とは、簡単に言えば、審判に対する不服申し立てです。すなわち、遺産分割の審判がなされたとき、不服があれば、当事者は送達から2週間以内であれば即時抗告ができます。即時抗告がなされると、審判の結果は確定せず、高等裁判所で審理されることとなります。なお、即時抗告という用語は遺産分割審判の場合以外にも様々な場面で使われます。
この制度は、裁判所の判断についてさらに上級の裁判所の判断を求める意味で、一般の裁判の場合の控訴と類似の制度ということができるでしょう。
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